転職先の人間関係が怖い…また失敗しそうで不安な人へ

「転職したいけど、次の会社の人間関係が怖い」
これ、めちゃくちゃ分かります。
仕事内容や給料って、求人票を見ればある程度分かるんですよね。
でも、人間関係だけは入ってみないと分からない。
今の会社の人間関係が原因で辞めたいのに、
次の会社でも同じだったらどうしよう。
そう考えたら、転職するのが怖くなるのも当然だと思います。
私自身、これまでいろんな会社や働き方を経験してきましたが、人間関係って本当に会社によって違いました。
だから最初に言っておくと、
「人間関係が絶対に良い会社」を転職前に100%見抜く方法はありません。
たぶん、これは誰にも無理です。
でも、
「なんとなく入社する」より、外れを引く可能性を下げることはできます。
今回はそこを考えてみます。
転職先の人間関係が怖くなるのは普通です
特に、
- 今の会社で人間関係に疲れている
- 上司と合わなかった
- 職場で孤立したことがある
- 転職先で人間関係に失敗した経験がある
- 人に気を遣いすぎてしまう
こんな経験があると、
「次も同じだったらどうしよう」
となります。
一度嫌な経験をすると、
「次は大丈夫」
より、
「また同じことが起きるかもしれない」
を考えてしまうんですよね。
でも、ここでひとつ考えてほしいのが、
今の会社の人間関係が悪かった=次の会社も悪い
ではないということです。
会社が変われば、
上司も違う。
同僚も違う。
会社の空気も違う。
仕事の進め方も違う。
同じ自分でも、環境が変わるだけで普通に働けることもあります。
ただ、人間関係は正直「入ってみないと分からない」
これはあります。
口コミを100件読んでも、
面接で社員が優しそうでも、
入社した部署に苦手な人がいる可能性はあります。
逆に、
ネットでは評判が微妙だったけど、自分の部署はめちゃくちゃ働きやすい。
そんなこともあります。
なので私は、
「人間関係ガチャを完全になくす」ことを目指さなくていい
と思っています。
それよりも、
外れを引く可能性を少しでも下げる。
そして、
もし合わなかったときに、そこしかない状態にしない。
こっちの方が大事です。
転職前に人間関係を見るなら、求人票だけで決めない
求人票に、
「アットホームな職場です」
「風通しの良い職場です」
と書いてあっても、それだけでは分かりません。
むしろ見たいのは、もう少し別のところです。
求人がずっと出ていないか
同じ職種の募集が一年中出ているなら、
「なぜずっと募集しているんだろう」
とは考えてみてもいいと思います。
もちろん事業拡大で採用している会社もあります。
なので、
求人が長く出ている=ブラック
とは言えません。
ただ、
「人がどんどん辞めているから募集している」
可能性もゼロではありません。
理由を確認してみる価値はあります。
口コミは「悪い・良い」より内容を見る
転職系口コミサイトを見る人も多いと思います。
ただ、星の数だけ見てもあまり意味はありません。
どんな会社でも不満を書いている人はいます。
見るなら、
- 上司によって雰囲気が大きく違う
- 部署による差が大きい
- 中途社員がなじみにくい
- 体育会系の文化がある
- 個人主義が強い
- 社員同士の交流が多い
みたいな、自分との相性を判断できる部分。
「良い会社か悪い会社か」ではなく、
自分がその環境に合いそうか
を見る方がいいと思います。
面接って、人間関係を見る場所でもあります
面接って、
「自分が評価される場所」
みたいに思いがちなんですが、
こっちが会社を見る場所でもあります。
少しだけ周りを見てみてください。
受付で社員同士がどう話しているか。
面接官同士の空気。
廊下ですれ違った社員の表情。
職場が異様に静かじゃないか。
逆に、ずっと怒鳴り声が聞こえてこないか。
もちろん、一瞬見ただけで会社全部は分かりません。
でも、
「なんか嫌だな」
っていう違和感は、意外と無視しない方がいいと思います。
私はこういう感覚、結構大事だと思っています。
面接で聞いてみてもいいこと
人間関係そのものを、
「この会社、人間関係いいですか?」
と聞いても、
「悪いです」
とは普通言わないですよね。
なので、少し違う聞き方をします。
例えば、
「配属予定のチームは何人くらいですか?」
これだけでも、
自分がどんな人たちと働くことになるのか見えてきます。
「中途入社した人は、最初どのように仕事を覚えますか?」
新人を放置する会社なのか。
誰かが教える文化があるのか。
この辺が分かります。
「上司との面談や1on1はありますか?」
上司とどのくらいコミュニケーションを取る会社なのかが見えます。
「最近中途で入社した方は、どんなところで苦労されていましたか?」
個人的には、こういう質問好きです。
良いところだけではなく、
実際に入った人が困るところ
を聞けるからです。
「今回の募集は増員ですか?欠員ですか?」
これも結構大事です。
欠員なら、
「前任者はどうして辞めたんだろう」
まで気になりますよね。
全部聞く必要はありません。
自分が気になるものだけでいいと思います。
前の会社も人間関係で辞めたなら、「また自分が悪いのかな」と思わなくていい
人間関係で一度仕事を辞めると、
次も人間関係で悩んだときに、
「自分に問題があるんじゃないか」
と思う人もいるかもしれません。
もちろん、自分のコミュニケーションの癖を見直すことが必要な場合もあります。
でも、
すべて自分のせいとも限りません。
たまたま上司との相性が悪かった。
会社の文化が合わなかった。
距離感の近い職場が苦手だった。
逆に、個人主義すぎる職場が合わなかった。
人間関係って、
「良い・悪い」
だけではなく、
相性
もかなりあります。
だから、
「人間関係で辞めたから、次も失敗する」
と決めなくていいと思います。
入社したら、最初から無理に仲良くならなくていい
新しい会社に入ると、
「早くなじまないと」
って思いますよね。
でも私は、
仕事が普通にできる関係なら、それで十分
だと思っています。
最初は、
挨拶する。
分からないことは聞く。
教えてもらったらお礼を言う。
相手の話を少し聞く。
それくらいでいい。
いきなり飲み会で仲良くなったり、
職場の全員から好かれたりする必要はありません。
人間関係って、時間が経ってから自然にできることもあります。
最初の1ヶ月くらいは、
「仲良くなる」より「相手を知る」
くらいでいいと思います。
合わない人は、どこの会社にもいるかもしれません
ここは、ある程度そう思っておいた方が楽です。
転職したら、
嫌な人がゼロになる。
苦手な人が一人もいなくなる。
これは保証できません。
でも、
苦手な人が一人いる会社
と、
職場全体の空気がおかしい会社
は全然違います。
一人と合わないだけなら距離を取れるかもしれない。
部署異動ができるかもしれない。
上司に相談できるかもしれない。
だから、
「一人でも嫌な人がいたら転職失敗」
くらいには考えなくていいと思います。
人間関係が怖いから、今の会社に残る。それもありです
いろいろ考えた結果、
「やっぱり今の会社に残る」
でもいいと思います。
今の人間関係は嫌だけど、
給料。
休日。
仕事内容。
勤務地。
それ以外はかなり良い。
そういうケースもあります。
だから、
転職しなきゃいけないわけではありません。
ただ、
「次が怖いから今の会社しかない」
と決める前に、
一度外を見てみるのはありです。
求人を見る。
他社の条件を見る。
話を聞いてみる。
今の自分がどんな会社に応募できるのか確認する。
そこまでやって、
「今の会社の方がいい」
なら、それもちゃんと自分で選んだ答えです。
怖いなら、辞める前に外を見ればいい
人間関係が怖い人ほど、
いきなり退職してから転職先を探さなくてもいいと思います。
今の会社にいるまま、
いろんな会社を見てみる。
面接を受けてみる。
職場の雰囲気を確認してみる。
自分の経験がどのくらい評価されるか知ってみる。
その中で、
「ここなら今より良さそう」
と思えるところがあれば、そのとき初めて転職を考える。
なければ、まだ動かない。
それでいいと思います。
転職活動をしたからといって、転職する必要はありません。
人間関係ガチャをゼロにするより、「次も選べる状態」にしておく
個人的には、これが一番大事だと思っています。
どれだけ調べても、
次の会社の人間関係を100%予測することはできません。
だったら、
見極める力をつける。
苦手な人とは無理に近づかない。
そして、
もし本当に合わなかったら、また別の道を選べる。
この3つを持っておけばいい。
転職先が人生最後の会社じゃなくてもいいんです。
一度転職したら、絶対そこで何十年も働かなければいけないわけでもありません。
「また失敗したら人生終わり」
くらいに考えると怖くなります。
でも実際は、
合わなかったら、また考えればいい。
そのくらいでもいいと思います。
