仕事に行きたくない毎日が続くなら転職すべき?

「今日も仕事に行きたくない。」
朝になるたびに、そんな気持ちになる。
日曜日の夜から仕事のことを考えてしまう。
会社に着く前から、もう疲れている。
でも、
「仕事なんてみんな行きたくないものなのかな」
「これくらいで辞めたいと思うのは甘えなのかな」
「次にやりたい仕事もないし、とりあえず今の会社にいるしかないのかな」
そう考えて、そのまま働き続けている人もいると思います。
たしかに、仕事に行きたくない日があること自体は珍しいことではありません。
忙しい時期だったり。
嫌な予定がある日だったり。
単純に疲れていたり。
そういう日もあります。
ただ、
仕事に行きたくない状態が毎日のように続いているなら、その気持ちをずっと無視し続けなくてもいい
と思っています。
すぐに転職する必要もありません。
今すぐ会社を辞める必要もありません。
でも、
「なぜ行きたくないのか」
「今の会社で変えられるのか」
「ほかの会社なら変わるのか」
「そもそも、次の会社にすぐ行く必要があるのか」
ここまで含めて、一度考えてみてもいいタイミングです。
仕事に行きたくない日があるだけなら、すぐに転職しなくても大丈夫です
仕事をしていれば、
今日は休みたい。
面倒な仕事がある。
苦手な人と話したくない。
もっと寝ていたい。
と思う日もあります。
数日そう感じたからといって、
すぐ転職した方がいいとは限りません。
例えば、
繁忙期で一時的に忙しい。
大きな仕事の締め切りが近い。
苦手な業務を一時的に任されている。
休みが取れておらず疲れている。
こうした理由なら、状況が落ち着くことで気持ちが変わることもあります。
まずは、
一時的にしんどいのか。
それとも、
ずっと同じ状態が続いているのか。
ここを分けて考えてみてください。
「みんな仕事には行きたくない」で終わらせなくていい
「仕事なんて、みんな行きたくないものだよ」
確かに、そういう部分はあると思います。
毎日100%楽しく働いている人ばかりではありません。
でも、
みんな行きたくない。
だから自分も我慢する。
になってしまうと、
どこまで我慢するのか
が基準になってしまいます。
私は、
「我慢できるか」
より、
「この働き方をこの先も続けたいか」
を考える方が分かりやすいと思っています。
今は何とか行ける。
でも、
半年後も。
1年後も。
3年後も。
同じ朝を繰り返したいのか。
そこは別の話です。
毎日行きたくないなら「仕事そのもの」より原因を見てみましょう
「仕事に行きたくない」と感じていても、その原因は人によって違います。
仕事内容が嫌なのか。
人間関係が嫌なのか。
残業が多いのか。
朝が早すぎるのか。
通勤がつらいのか。
給料に納得できないのか。
会社の雰囲気が合わないのか。
将来が見えないのか。
まずはここを分けてみることが大切です。
例えば、人間関係だけが原因なら、部署が変わることで状況が良くなる可能性があります。
通勤が原因なら、勤務地やリモート勤務を変えることで解決できるかもしれません。
仕事内容そのものが合わないなら、職種を変えることまで考えた方がいい場合もあります。
逆に、
仕事内容自体は嫌いじゃない。
でも、この会社では続けたくない。
ということもあります。
「仕事が嫌」ではなく、「今の会社の何が嫌なのか」
まで分けてみると、次の選択肢がかなり見えやすくなります。
「今の会社が合わない」と「働くこと自体が向いていない」は別です
仕事に行きたくない状態が続くと、
「自分は働くこと自体に向いていないのかな」
と思うことがあります。
でも、
今の会社が合わないことと、
働くこと全部が合わないことは別です。
同じ職種でも、
会社が違えば働き方はかなり変わります。
残業が多い会社もあれば、ほとんどない会社もあります。
毎日出社する会社もあれば、在宅勤務が中心の会社もあります。
人とずっと関わる仕事もあれば、一人で集中する時間が長い仕事もあります。
評価のされ方も違います。
人間関係の距離感も違います。
今いる会社だけを見て、
「自分は仕事そのものがダメなんだ」
まで広げなくていいと思います。
転職を考えてもいいケース① 何か月も同じ気持ちが続いている
一時的ではなく、何か月も毎日のように、
「会社に行きたくない」
と感じているなら、一度働き方を見直してみてもいいでしょう。
最初は、
「そのうち慣れる」
「忙しい時期が終われば変わる」
と思っていても、ずっと同じ状態が続くことがあります。
そして半年。
1年。
と時間が過ぎてしまうこともあります。
もちろん、長く続いているから必ず転職すべきという意味ではありません。
ただ、
時間が経っても何も変わっていない
のであれば、今の会社以外の選択肢を見てみる価値はあります。
転職を考えてもいいケース② 自分では変えにくい原因がある
仕事に行きたくない原因が、
会社全体の長時間労働。
慢性的な人手不足。
給与制度。
会社の文化。
仕事内容そのもの。
など、自分一人では変えにくいものである場合もあります。
多少工夫しても、根本的には変わらない。
何度相談しても状況が変わらない。
そういう状態なら、
自分を変え続けるより、環境を変える
という考え方もあります。
今の環境で頑張り続けることだけが選択肢ではありません。
転職を考えてもいいケース③ 休日まで仕事のことばかり考えてしまう
休みの日なのに、
明日の仕事が気になる。
日曜日になると憂うつになる。
仕事のメールが来ていないか確認してしまう。
せっかく休んでいても、気持ちが仕事から離れない。
そんな状態が続いているなら、
今の働き方が自分に合っているのか考えてみてもいいかもしれません。
仕事は生活の大きな部分を占めます。
だからこそ、
仕事の時間だけでなく、
仕事によって休みまでずっと仕事になっていないか
も見てみてください。
転職を考えてもいいケース④ この先も今の働き方を続けたいと思えない
「この会社であと3年働いている自分」
を少し想像してみてください。
今と同じ仕事。
今と同じ給料。
今と同じ働き方。
今と同じ人間関係。
それでも、
「悪くない」
と思えるでしょうか。
それとも、
「このままなのは嫌だな」
と感じるでしょうか。
未来を正確に予想する必要はありません。
ただ、
この働き方を続けたいと思えるか
という感覚も、次を考えるひとつの基準になります。
すぐに転職しなくてもいいケースもあります
一方で、仕事に行きたくないからといって、今すぐ転職しなくてもいい場合もあります。
例えば、
一時的な繁忙期。
最近大きな仕事が続いている。
睡眠不足や疲れがたまっている。
休暇をしばらく取っていない。
苦手な仕事が一時的に集中している。
こうした場合です。
休みを取ったり、仕事量を調整したりすることで気持ちが変わることもあります。
また、
部署異動。
担当変更。
勤務時間の相談。
在宅勤務。
有給休暇。
など、今の会社の中で改善できることがあるなら、先に確認してみる方法もあります。
残ることも、ちゃんと選択肢です。
「次にやりたい仕事がない=今の仕事を続けるしかない」ではありません
ここは、私はかなり大事だと思っています。
今の仕事は違う気がする。
でも、
次に何がしたいのかは分からない。
この二つは、普通に同時にあっていいと思います。
そして、
次の仕事が決まっていないことと、今の会社に居続けなければならないことは別です。
私自身、仕事を辞めるたびに必ず次の会社が決まっていたわけではありません。
一度仕事から離れることもありました。
違う働き方をしたこともあります。
別の業種へ行くこともありました。
海外で働いたこともあります。
だから私は、
「会社を辞めるなら、まず次の会社を決めなきゃ」
とはあまり思っていません。
もちろん、生活するためのお金は必要です。
辞めるなら、
生活費。
貯金。
使える可能性のある制度。
次にどうするか。
こうした準備は考えた方がいいです。
ただ、
次の正解が見つかるまで、今の場所にいなければならない
とは限りません。

転職だけが、会社を辞めた後の道ではありません
仕事に行きたくないと、
「転職するか」
「残るか」
の二択になりやすいです。
でも実際には、
少し休む。
アルバイトをする。
スキルを身につける。
別の業界を見る。
海外へ行く。
働き方そのものを変える。
そして、やっぱり今の会社に残る。
いろんな道があります。
どれが正解という話ではありません。
ただ、
選択肢が二つしかないと思っている時と、いくつかあると知っている時では、考え方が変わります。
まずは辞める前に、ほかの会社を見てみる方法もあります
もちろん、転職も選択肢のひとつです。
しかも転職活動は、
「絶対に転職する」
と決めてから始める必要はありません。
求人を見る。
気になる会社を保存する。
自分の経験で応募できる仕事を確認する。
今より残業が少ない求人を探す。
自分の職種の給与相場を見る。
誰かに相談してみる。
こうしたことは、今の会社にいながらでもできます。
そして、外を見た結果、
「今の会社の方がいいかもしれない」
と思うこともあります。
それでも意味があります。
転職活動は、辞めるためだけではなく、残るかどうかを判断するためにも使えます。
今より働きやすい会社があるか確認してみましょう
仕事に行きたくない原因が分かってきたら、その条件を変えられる求人があるか確認してみてください。
例えば、
残業がつらいなら、残業時間の少ない求人。
通勤がつらいなら、勤務地やリモート勤務。
給料が不満なら、同じ経験で年収が上がる求人。
仕事内容が合わないなら、別職種や未経験求人。
人間関係そのものは求人票では分かりにくいですが、
会社の規模。
評価方法。
働き方。
配属先。
教育体制。
などを見ることで、ある程度環境を比較することはできます。
まだ転職すると決めていなくても、
「今より働きやすそうな会社はあるのか」
を見るだけならできます。
「とりあえず今の会社から離れたい」でもいいと思います
仕事を辞める理由って、
必ずしも立派でなくてもいいと思っています。
「この仕事をして夢を叶えたい」
みたいな次の目標がなくても、
「とりあえず今の会社から離れたい」
が最初にあってもいい。
実際、その状態では次のことまで考える余裕がない人もいます。
離れてから考える。
少し休んでから考える。
求人を見ながら考える。
それでもいいと思います。
ただし、
辞めてから
「お金どうしよう」
「こんな制度があったの知らなかった」
「もう少し準備しておけばよかった」
となるのは避けたい。
だからこそ、
まだ会社にいる今のうちに、選択肢だけは知っておく。
これはやっておいて損はないと思います。
仕事に行きたくない毎日が続くなら、今すぐ答えを出さなくても大丈夫です
毎日のように仕事に行きたくない。
そんな状態が続いているなら、その気持ちをずっと無視し続ける必要はありません。
でも、
「もう嫌だから今すぐ辞めよう」
と勢いだけで決める必要もありません。
まずは、
なぜ仕事に行きたくないのか。
一時的なものなのか。
今の会社で変えられるのか。
ほかの会社なら変わるのか。
一度仕事から離れるという選択肢はあるのか。
今の会社に残るなら、何があれば納得できるのか。
そこまで見てみる。
私は、
仕事に行きたくないなら転職すべき
とも、
次が決まっていないなら我慢して続けるべき
とも思っていません。
転職する。
残る。
休む。
別の働き方を見る。
少しだけ外を見てから決める。
いろんな選び方があります。
「明日も行きたくない」と思いながら、ただ同じ毎日を続けるしかないわけではありません。
今すぐ答えが出なくてもいい。
まず、
自分にはほかに何が選べるのか。
そこから見てみてください。
