転職したいのに仕事が見つからない|探してもピンとこない時に考えたいこと

転職しようと思って求人を見ている。
でも、
「ここで働きたい」
と思える会社がなかなか見つからない。
求人自体はたくさん出ているのに、見れば見るほど分からなくなることもあります。
私自身、仕事を変えてきた中で、
「次、何しよう」
となったことは何度もありました。
ただ、「仕事が見つからない」と言っても、実はみんな同じ状態ではありません。
求人を見てもピンとこないのか。
何がしたいのか自体が分からないのか。
応募しているけど決まらないのか。
ここが違えば、やることも変わります。
なので、まずは「もっと探さなきゃ」と焦る前に、
今、自分は何につまずいているんだろう
くらいから考えてみていいと思います。
仕事が見つからない=仕事がない、とは限らない
「転職したいのに仕事が見つからない」
となると、
自分にできる仕事がないのかな。
条件を求めすぎなのかな。
もう少し妥協した方がいいのかな。
そんなことまで考えてしまいます。
でも、求人が見つからない理由はそれだけではありません。
たとえば求人サイトを見て、
「いっぱいあるけど、どれも行きたいと思えない」
なら、仕事がないわけではありません。
自分が何を求めているのか、まだうまく見えていない可能性もあります。
逆に、
「応募したい会社はある。でも選考に通らない」
なら、求人探しとは別のところを見た方がいい。
同じ「見つからない」でも、結構違うんですよね。
求人はある。でも働きたい会社が見つからない
これはかなりあると思います。
求人サイトを開けば会社はいくらでも出てくる。
でも、
「ここじゃないんだよな」
となる。
こういう時、すぐに条件を下げなくてもいいと思っています。
その前に、
なぜ、その条件が欲しいのか
を少し考えてみる。
たとえば、
給料を上げたい。
残業を減らしたい。
通勤を楽にしたい。
ここまでは求人を探す時によく考えることです。
でも、もう一歩先があります。
なぜ給料を上げたいのか。
なぜ残業を減らしたいのか。
空いた時間で何をしたいのか。
通勤時間が減ったら、その時間をどう使いたいのか。
そこまで考えていくと、
「どんな会社がいいか」
より先に、
どんな生活をしたくて、その中に仕事をどう入れたいのか
が少し見えてきます。
仕事を決めてから人生を合わせなくてもいいんです。
暮らしたい生活があって、そこに合う仕事を探す。
そんな順番でもいいと思います。
条件は、全部妥協しなくていい
良い求人が見つからない期間が続くと、
「自分が高望みしてるのかな」
と思うことがあります。
もちろん、すべての希望を100%満たす会社を探していたら、なかなか決まらないこともあります。
でも、だからといって全部の条件を下げる必要もありません。
私なら、
「これがないと嫌だ」
と思っているものについて、
なぜ嫌なのか
まで考えます。
残業が嫌なのは、ただ残業という言葉が嫌なのか。
それとも、家に帰ってから何もできなくなる生活が嫌なのか。
給料が低いのが嫌なのは、数字そのものなのか。
それとも、旅行したい、貯金したい、自由に使えるお金が欲しいからなのか。
理由まで分かると、
「これは譲っても大丈夫そう」
「これは譲ったら、また同じ理由で辞めたくなりそう」
というものが少しずつ分かってきます。
妥協するかしないかを先に決めるより、こっちの方が私は分かりやすいです。
そもそも何がしたいのか分からないなら
「良い求人がない」というより、
そもそも自分が何をしたいのか分からない。
という場合もあります。
これも別に珍しいことではありません。
転職するからといって、
次にやりたい仕事がハッキリ決まっている必要はないと思っています。
私も毎回、
「次は絶対これ」
と決まった状態で仕事を変えてきたわけではありません。
ニートになったことも、フリーターをしたこともあります。
異業種へ行ったこともあれば、外資系企業や海外で働いたこともあります。
やってみて初めて、
「これは好き」
「これはもうやりたくない」
と分かったこともかなりあります。

向いている仕事が分からない場合も、一発で正解を当てなくていいと思います。

仕事って、考えているだけでは分からない部分も結構あります。
求人を見る。
人に話を聞く。
知らなかった業界を見てみる。
ちょっと興味があるものを調べる。
それだけでも、今まで見えていなかったものが出てくることがあります。
応募したい会社はある。でも決まらないなら話は別
求人自体は見つかっている。
応募もしている。
でも仕事が決まらない。
この場合は、求人を探す量だけ増やしてもあまり変わらないことがあります。
書類で落ちることが多いなら、職務経歴書や応募する求人とのズレを見てみる。
面接までは進むけど決まらないなら、面接で何を伝えているかを見てみる。
そもそも、自分の経験とかなり離れた求人ばかり選んでいる可能性もあります。
ここは、
「仕事がない」ではなく、「選考のどこで止まっているか」
を見た方が分かりやすいです。
何十社も受けて落ち続けると、自分そのものを否定されたように感じることもあります。
でも、会社が採用で見ているのは、
その会社の募集条件と合うかどうかです。
一社に合わなかったことと、自分に仕事がないことは別です。
転職先が見つからないからといって、急いで決めなくてもいい
ここも結構大事だと思っています。
転職活動を始めると、
「早く次を決めないと」
という気持ちになりやすいです。
特に今の会社を辞めたい時は、なおさらです。
でも、焦って
「もうここでいいか」
と決めた会社が、また同じように合わなかったら意味がありません。
今の会社にいながら探してもいい。
一度休んでもいい。
辞めてから考える人もいます。
転職そのものを一旦やめるのもありです。

次が決まっていない状態で会社を辞めることが気になっているなら、こちらも参考になると思います。

もちろん、お金のことは考えておいた方がいいです。
最低いくらあれば生活できるのか。
退職後に使える制度はあるのか。
何か月くらいなら仕事をしなくても大丈夫なのか。
こういうことが分かっているだけでも、
「今すぐ次を決めなきゃ」
という焦りは少し減ります。
「次の会社」以外を見てみてもいい
転職活動をしていると、
今の会社を辞める
↓
別の会社へ転職する
という一本道に見えやすいです。
でも、別にそれだけではありません。
少し休む人もいます。
新しいスキルを身につける人もいます。
働き方そのものを変える人もいます。
海外へ行く人もいます。
そして、いろいろ見た結果、
「やっぱり今の会社に残ろう」
でもいいと思っています。
何も知らないまま、
「怖いからここにいる」
のと、
ほかの会社や働き方も見たうえで、
「今はここに残ろう」
と決めるのでは、同じ「残る」でも結構違います。
転職すること自体がゴールではありません。
仕事が見つからない時は、「もっと探す」以外にもできることがある
転職したいのに仕事が見つからないと、
求人をもっと見る。
条件を下げる。
応募数を増やす。
となりがちです。
もちろん、それで見つかることもあります。
でも、その前に、
求人そのものが見つからないのか。
やりたいことが分からないのか。
応募しても決まらないのか。
一度そこを分けて考えてみる。
そして、
「どんな仕事ならいいんだろう」
だけではなく、
「私はどんな生活をしたいんだろう」
まで考えてみる。
そうすると、仕事の探し方そのものが変わることがあります。
今すぐ完璧な答えを出さなくても大丈夫です。
仕事が見つからない時は、
「自分には仕事がない」
と決めるのではなく、
まだ見つけ方が合っていないだけかもしれない。
そのくらいで、一度見直してみてもいいと思います。
